Patriotism Training

三人すべてを尋問する必要はなく、ジミーの部屋を調べてターミナルから「証拠」を見つければそれで告発できる。
だがあれが「共産主義の証拠」とか言われても日本人のプレイヤーにはまず理解できないだろう。
心を2077年のアメリカ人に寄せる必要がある。

ターミナルによると設定は「3人は集団行動の援助をした罪で非難を受けている。彼らの行為は共産主義への第一歩である。どの少年が駆け出しの共産党員なのか分かる証拠を集めよ（要約）」である。また成功すると「友人や家族を相手に技術を磨き続けましょう！」と周囲の共産主義者の告発を奨励される。どちらかといえば労働者弾圧ではなく赤狩りである。

戦前の反共主義がよくわかる訓練である。

内容はまぁ、この時代のアメリカにありがちそうな労働者弾圧のアレである。
ちなみに尋問対象の設定は、トファー（一般（富裕）家庭）・ジミー（炭鉱労働者家庭）・ジェンジュン（中国からの亡命家庭）となっているのだが、順に部屋の内装がみすぼらしくなっていく細かい設定がされている。
要は愛国心＝資本主義なのである。

メインクエストのひとつで、Back to Basicの一部でもある。
キャンプ・マクリントックにある愛国心訓練ターミナルを調べると始まる。
証拠を集めて共産主義者を告発するとクリアになり、20キャップ入手する。

ひっかけも何もなく、単純に総当たりすれば問題なく解けるだろう。